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権利で見る会員制リゾート

会員制リゾートクラブの権利の種類

会員制リゾートは、権利で比べてみるといろいろなことがわかってきます。

ここではまず2つの分け方で比べていこうかと思います。

所有形態で分ける場合/契約形態で分ける場合

☆所有形態で分ける場合

会員が、各施設を所有する場合と、所有しない場合があります。

所有権(オーナーズクラブ)

会員制リゾートの中でも、会員に所有権が発生するものです。

後述しますが、「共有制」のことを指します。

会員に施設の所有権が発生すれば、不動産資格を持つことになりますから、固定資産税を払う義務も発生します。

利用権(メンバーズクラブ)

会員制リゾートの中でも、会員に利用権のみが与えられるものです。

後述しますが、「預託金制」「入会金制」等を指します。

会員はあくまでも利用権だけを購入することになります。

施設の所有権を持つことはありません。

 

☆契約形態で分ける場合

契約の形態でいくつかに分類することができます。

共有制

1室の不動産所有権(土地の分も含みますが)を、メンバー同士で共有する契約形態です。

募集口数で割った持分を(不動産を所有することになるため)登記することになります。

いわば、不動産を会員に分譲することになります。

退会するときは、持分を売却する形になります(クラブによっては、買取保障制度も準備されています)。

預託金制

入会するときに、入会金とは別に預託金を払い、この預託金を資金に充当することで、リゾートクラブが運営されていきます。

会員には代わりに利用権が与えられます。

預託金は、退会するとき、または一定期間が経過したら返却される(無利息で)ことが原則です。

入会するときの費用が共有制のときほどはかからないことが多いです。

最近では、保証金よりも入会金のほうが高くなる傾向もあるようです。

入会金制

入会するときに入会金または登録料のみを払います。

会員には利用権が与えられることも預託金制と同様ですが、

預託金のように返却されるお金がない契約形態です。

入会保証金制

入会するときに、預託金ではなくて、保証金を預ける契約形態です。

利用権制

利用権等を会員に販売します。会員は施設の利用権だけを与えられることになります

この利用権の販売については、事業主の側に、償還義務がありません。

ポイントを追加で購入できたり、翌年に繰り越したり、といったことも可能です。

コストを低めに抑えられることが多いです。

 

それぞれの特性を検討しましょう

どの制度を選ぶのがよいのかは、もちろん人それぞれ違います。

ご自身の経済事情やライフスタイル等を材料に、じっくりと時間をかけて熟慮の末、ご自身にぴったりした方法を決定していただきたいと思います。

なお、お金で見る会員制リゾートでも説明していますが、最近は信託を利用した所有形態も注目され始めているようですね。